西府すこやかこどもクリニック

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B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスは感染すると10-15%が慢性肝炎を発症し、その後、肝硬変、肝細胞がんを発症することがあります。成人だと約30%が急性肝炎を発症し、そのうちの約2%は劇症肝炎を発症します。劇症肝炎は70%が死亡すると言われています。 かつては妊娠中あるいは出産時に母親から感染する垂直感染が多かったですが、B型肝炎母子感染防止事業が始まり、B型肝炎ワクチンおよびヒト免疫グロブリンによる予防、治療が功...

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ヒブワクチン

インフルエンザ菌b型(ヒブ)は髄膜炎、敗血症、肺炎、関節炎、蜂巣炎、骨髄炎や喉頭蓋炎の原因菌の一つです。髄膜炎は致死率5%、後遺症25%と言われています。ヒブのうち、耐性菌であるBLNARとBLNARⅡを合わせると90%に達し、抗菌薬による治療が困難になる可能性があります。ヒブワクチンの導入により髄膜炎は著減しています。 ...

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ロタウイルスワクチン

(ワクチン名:ロタテック、ロタリックス) ロタウイルス感染症は5歳未満に多くみられ、初感染で最も重症化すると言われています。主な症状は嘔吐、下痢ですが、脱水、けいれん、肝機能障害、腎不全、脳症を合併することがあります。ロタルイスは抗原性からAからG群に分類されます。A群がほとんどを占め、C群は少ないとされています。A群は0-2歳で7割を占めます。C群は5-9歳が6-7割を占めると報告されています。...

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ワクチンについて

「どのワクチンを受けたらよいかわからない」 「どんな病気のワクチンかわからない」 「副反応が気になる」 など様々な疑問があるかと思います。 しかも、ワクチンの効果は 「病気にかからない」ことや「軽く済む」ことなので 実感がわかないことが多いのです。 しかし、当院としての考えは、 「予防に勝る治療はない」と考えております。 ヒブや肺炎球菌による髄膜炎は亡くなったり、後遺症を残す病気ですが激減しました...

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ぜんそく Q9

Q9 環境整備はどのようにしたら良いですか? ダニ、ホコリ、ペット対策が基本となります。 ①可能な限り、毎日掃除機をかける。 ②掃除機はささっとかけるのではなく、ゆっくりと時間をかけながら丁寧にかける。 ③布製の寝具、家具類にも掃除機をかける。 ④ぬいぐるみはなるべく処分する。少なくとも月1回は洗濯する。 ⑤ペットがアレルゲンとなっている場合は飼育をやめるのが最も望ましい。少なくとも生活動線は別に...

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ぜんそく Q8

Q8 夜間に発作(ぜーぜー)があります。すぐに病院を受診した方が良いですか? 屯用薬(内服や吸入など)の指示があればまずはそれに従います。その後、楽な姿勢になったり、水分をとったりして落ち着くようであれば様子を見ても良いです。ただし、横になると苦しくて寝れない、苦しくて話すことができない、苦しそうに肩や全身で呼吸している、などがあれば救急病院の受診を考えます。さらに、顔色が悪い、今にも呼吸が止まっ...

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ぜんそく Q7

Q7 吸入ステロイドを直接口に当てて吸っています。きちんと吸入できていますか? 私たちがきちんと説明・指導しても上手に吸入できるようになるのは6-7歳くらいです。このため、0-6歳まではスペーサーという筒形の補助器具を使用して吸入する必要があります。薬剤が効率的に吸入できるように設計された特殊な器具なのでクリニックで別途購入(3000-4000円ほど)していただく必要があります。 ...

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ぜんそく Q6

Q6 良くなったから治療をやめても良いですか? 上述のように治療には2つあり(Q5参照)、発作(ぜーぜー)が良くなった場合、まずはレリーバーを減量もしくは中止します。予防薬は通常、3か月ごとに評価をして徐々に減量、中止していく必要があるので主治医の指示を守ってゆっくりとやめていく必要があります。 ...

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ぜんそく Q5

Q5 どのような治療がありますか? 大きく分けて発作(ぜーぜー)をとる治療(レリーバー)と、予防する治療(コントローラー)の2つがあります。レリーバーの代表例はクリニックで行う吸入や気管支拡張剤の内服(メプチンなど)、貼付(ホクナリンテープなど)です。コントローラーの代表例はロイコトリエン受容体拮抗薬(オノン、シングレア、キプレスなど)、吸入ステロイド(キュバール、フルタイド、アドエア、パルミコー...

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