西府すこやかこどもクリニック

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新型コロナウイルスワクチン(5-11歳)を始めました。

こんにちは。 西府すこやかこどもクリニックです。 2022年3月から5-11歳向けの新型コロナウイルスワクチン接種が始まります。 当院でも3月23日(水)から開始します。 12歳以上のこどもたちや成人にはすでに接種が始まっていますね。 デルタ株までは2回接種が有効であるというデータがありました。 一方、オミクロン株には2回接種では不十分で主に成人で3回接種が推奨されました。 諸外国では4回目、5回...

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インフルエンザワクチン予約開始です

インフルエンザワクチンの予約を9月29日(土)から開始します。 接種は10月9日(火)からです。 3歳未満 0.25ml、3歳以上 0.5mlです。 13歳未満は2回接種となります。 保護者の方の接種も承ります。 当院では痛みを少なくする工夫をしています。これまで痛みが強かった方、注射が苦手な方はどうぞお試しください。 価格 1回目 3500円(他院で1回目を行って、当院2回目の方はこちらになりま...

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(A型肝炎ワクチン)

A型肝炎ウイルスに感染すると急性肝炎を発症します。感染経路は糞口感染で、汚染された食物や水を摂取することで感染します。小児の場合は約90%が不顕性感染です。症状は38度以上の発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、腹痛、下痢、黄疸、食欲低下、肝腫大、褐色尿、白色便などです。治癒するまでに1-2か月かかります。劇症肝炎や急性腎不全を起こすことがあります。致命率は0.1%です。発展途上国での感染が有名ですが、20...

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(髄膜炎菌ワクチン)

侵襲性髄膜炎菌感染症は世界で毎年30万人が発症し、3万人が死亡しています。侵襲性髄膜炎菌感染症には髄膜炎、菌血症、敗血症、髄膜脳炎があります。髄膜炎の主な症状は高熱、頭痛、嘔気、羞明(まぶしがること)、項部硬直、点状出血、紫斑などです。重症例では発症から24時から48時間以内に病状が進行し、適切な治療を行っても侵襲性髄膜炎菌感染症全体で致死率は7-19%、菌血症の致命率は18-53%と報告されてい...

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子宮頸がんワクチン

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し、数年から数十年後に発症すると考えられています。性的接触によって感染します。日本で子宮頸がんは年間1万人が発症し(2012年)、2902人が死亡したと報告されています(2014年)。女性のがんとしては乳がんに次いで罹患率が高くなっています。子宮摘出になる可能性があり、妊娠、出産に影響します。排尿障害などの後遺症で日常生活に支障を来すこともあります...

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日本脳炎ワクチン

日本脳炎には毎年数名が罹患しています。過去25年間の致死率は17%と報告されています。蚊が媒介するので気温の高い西日本に多いとされていましたが、関東圏でも認められるようになりました。世界では6万名以上が罹患し、1-2万人が亡くなっています。 日本脳炎は感染した100-1000人に1人が発症すると言われています。幼児小児、高齢者は死亡のリスクが高く、後遺症は45-70%に残ると言われています。 ...

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おたふくワクチン

おたふくかぜは流行性耳下腺炎やムンプスと呼ばれています。飛沫感染、接触感染します。感染力は耳下腺腫脹の数日前から腫脹が発現して5日を経過するまであります。潜伏期は2-3週です。耳下腺の腫脹は1-3日でピークとなり、3-7日で消退します。年齢では3-7歳が6-7割を占め、7歳以下で全体の8割以上と報告されています。思春期以降では精巣炎、卵巣炎を合併することがあります。また膵炎を合併することもあります...

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水痘ワクチン

みずぼうそうのことです。空気感染するウイルス感染症です。発疹は丘疹(ぽちぽち)から始まり、水疱(水ぶくれ)、膿疱、痂疲(かさぶた)に移行します。免疫がない場合には発疹は数百個に達します。多くは軽症で済みますが重症化すると入院が必要になったり、死亡することがあります。成人は重症化しやすいと言われています。合併症としては、肺炎、肝炎、心膜炎、小脳炎、髄膜脳炎、血小板減少性紫斑病があります。かゆみで水疱...

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MRワクチン(麻疹風疹ワクチン)

麻疹は咳、鼻汁、結膜充血、眼脂(めやに)などのカタル症状と38度以上の発熱を起こします。その後、いったん解熱しますが再び高熱となり、全身性の発疹が出現します(2峰性の発熱)。口腔粘膜にコプリック斑という粘膜疹を認めることがあります。肺炎を起こして入院したり、数年して遅発性脳炎を起こして後遺症を残すことがあります。かつては10代で多かった病気ですが、現在は成人での発症が増加しています。 風疹は春先か...

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BCG

BCGは結核のワクチンです。結核は空気感染します。感染して数年から数十年潜伏して発病することもあります。治療は半年以上かかります。高齢者が6割近くを占めますが小児結核も50名ほど報告されています(2014年)。結核で1955名が亡くなっています(2015年)。世界では毎年900万人の患者が発生し、150万人がなくなっています。 ワクチンは10年以上効果が持続するため、乳幼児の重症結核の予防に大切で...

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