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子宮頸がんワクチン

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し、数年から数十年後に発症すると考えられています。性的接触によって感染します。日本で子宮頸がんは年間1万人が発症し(2012年)、2902人が死亡したと報告されています(2014年)。女性のがんとしては乳がんに次いで罹患率が高くなっています。子宮摘出になる可能性があり、妊娠、出産に影響します。排尿障害などの後遺症で日常生活に支障を来すこともあります。子宮摘出には至らず、円錐切除術を受けた場合でも切迫早産などのリスクが高くなると言われています。ワクチンの推奨接種年齢は小学校6年生から高校1年生までです。

2022年3月まで国内では「積極的な接種勧奨の差し控え」という表現がされていましたが、
日本小児科学会、日本産婦人科学会、WHOは接種を再開するように要望していました。
そして、2022年4月、ようやく接種が再び推奨される状態に戻りました。
受けたくても受けることができなかった方への救済措置や延長措置もございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。(2022年6月修正)

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