西府すこやかこどもクリニック

TEL
042-366-5591
スタッフ募集

西府すこやかこどもクリニック

ブログ

Blog

4種混合ワクチン

4種混合ワクチンの4種とは百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオの4つを意味します。 百日咳はひどい咳嗽を起こす細菌感染症で、連続的な短い咳嗽(スタッカート)とその後の吸気時に起こる高い音調の喘鳴(ウープ)が特徴的です。咳嗽がひどいため顔がむくんだり(顔面浮腫)、目や首回りの点状出血を起こすことがあります。乳児では無呼吸、チアノーゼ(口唇が真っ青になる)、けいれんを認めることがあります。6か月未満のこ...

続きを読む

肺炎球菌ワクチン(PCV13)

肺炎球菌はその抗原性の違いにより90種類以上の血清型に分類されています。髄膜炎、敗血症、菌血症、肺炎の原因となります。2歳未満の乳幼児で特にリスクが高く、後遺症を残す可能性があります。 ...

続きを読む

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスは感染すると10-15%が慢性肝炎を発症し、その後、肝硬変、肝細胞がんを発症することがあります。成人だと約30%が急性肝炎を発症し、そのうちの約2%は劇症肝炎を発症します。劇症肝炎は70%が死亡すると言われています。 かつては妊娠中あるいは出産時に母親から感染する垂直感染が多かったですが、B型肝炎母子感染防止事業が始まり、B型肝炎ワクチンおよびヒト免疫グロブリンによる予防、治療が功...

続きを読む

ヒブワクチン

インフルエンザ菌b型(ヒブ)は髄膜炎、敗血症、肺炎、関節炎、蜂巣炎、骨髄炎や喉頭蓋炎の原因菌の一つです。髄膜炎は致死率5%、後遺症25%と言われています。ヒブのうち、耐性菌であるBLNARとBLNARⅡを合わせると90%に達し、抗菌薬による治療が困難になる可能性があります。ヒブワクチンの導入により髄膜炎は著減しています。 ...

続きを読む

ワクチンについて

「どのワクチンを受けたらよいかわからない」 「どんな病気のワクチンかわからない」 「副反応が気になる」 など様々な疑問があるかと思います。 しかも、ワクチンの効果は 「病気にかからない」ことや「軽く済む」ことなので 実感がわかないことが多いのです。 しかし、当院としての考えは、 「予防に勝る治療はない」と考えております。 ヒブや肺炎球菌による髄膜炎は亡くなったり、後遺症を残す病気ですが激減しました...

続きを読む

1 2

カテゴリー

最近の投稿