なぜ?どうして?かがくのお話 1年生 2年生 当院について 当院ではメッセージやテーマのある本を選んでいます。 今回は「なぜ?どうして?かがくのお話 1年生 2年生」です。 こどもたちはとりわけ、なぜ?どうして?を繰り返しながら生活しています。 溢れんばかりの好奇心に感心するとともに親としては全ての疑問に答えるのは大変です。 そのような時にこういった本があると助かります。 からだや生き物のなぜ?どうして?がわかりやすく説明されています。 ... 続きを読む
ひみつのきもちぎんこう 当院について 当院ではテーマやメッセージのある本を選んでいます。 今回は「ひみつのきもちぎんこう」(ふじもとみさと作、田中六大絵)です。 こどもたちの心は成長段階です。 良い心と悪い心との葛藤が日々行われています。 得てして良い行動には満足感・達成感が得られ、悪い行動には罪悪感・劣等感を伴います。 そのような心の葛藤をわかりやすい表現と親しみやすい絵で教えてくれます。 あなたの心には「チャリーン」が響いています... 続きを読む
本棚が変わりました 当院について 先日、院内の本棚にこどもを抱っこした保護者の方が乗ってしまいました。 幸い、こどもも保護者の方も怪我はありませんでしたが、下の棚板が壊れてしまいました。 このため臨時でしばらくカウンターに本を設定して対応していましたが、先日新しい本棚が届きました!視認性をよくするために濃い色に変えてみました。また、空気清浄機の配置を変えて、通路を広くとれるようにしました。 本も少しずつ増やしていく予定です! ... 続きを読む
授業参観 その他 先日、こどもの授業参観に行ってきました。 小学校3年生の息子の算数、理科を見学しましたが、 先生が非常にゆっくりと話をしているのを聞いて最初は不思議に思いました。 なぜ、こんなにゆっくりとしゃべるのだろう。 私は病気のこどもたちにゆっくりと簡単な説明をしようと心がけていてそれと同じだとわかりました。 大人にとってはゆっくりでもこどもたちにはちょうど良い速さなのだとわかりました。 そして、教え上手な... 続きを読む
頭部打撲 病気(疾患)について 幼児は頭が大きく、運動機能や防御反射が未熟なので転倒しやすいです。 また、乳児は5か月から寝返りをしますが、3-4か月でも下肢をばたつかせて移動できるのでベッドやソファから転落(墜落)することがあります。 大人の力が意図的に加わらなければ大半が軽症です。 頭蓋内症状がないかどうかの確認をします。 おおよそ半日元気に過ごしていれば特に問題はありません。 皮下血腫(いわゆるたんこぶ)だけであれば数週間... 続きを読む
切り傷(切創、挫創など) 病気(疾患)について 表面的な傷は軟膏で治るので当院で対応可能です。 真皮まで到達した傷は深いため縫合が必要になります。基本的に傷を洗浄したり、全身をチェックして総合病院や外科を紹介することになります。 顔や四肢、体幹など部位に応じて針や糸の大きさを変える必要があります。 形成外科医や小児に慣れた施設での縫合を推奨します。 ... 続きを読む
擦り傷(擦過傷) 病気(疾患)について 消毒が重視される時代ではなくなりました。 しっかりと流水で洗浄することが大切です。 異物が残らないように配慮したり、傷の汚れを薄める必要があります。 目に見える異物があれば病院で取り除きます。 清潔になった状態の傷に対しては市販のキズパワーパッドなども効果的です。 (汚れた状態で貼ると高率で化膿します。) 化膿して熱を持ったり、膿がでたり、疼痛があれば注意が必要です。 状態によっては抗生剤の内服が... 続きを読む
やけど(こどもの熱傷) 病気(疾患)について やけどにはⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3種類があります。 Ⅰ度はいわゆる日焼けと同意で発赤のみです。1週間で治ります。 痛みが強い場合には消炎沈痛剤などを塗布することがあります。 Ⅱ度はいわゆる水ぶくれで水疱形成が特徴的です。 浅いⅡsと深いⅡdに分類されます。 おおよそ2-3週間で治癒しますが、Ⅱdは傷跡になる可能性があります。 Ⅲ度は真っ黒こげの状態で非常に重篤です。治癒には特殊な治療が必要で4週間以上... 続きを読む
肘内障 病気(疾患)について 肘内障は主に幼児に起こる肘の亜脱臼です。 大人にぶら下がったり、寝返りをしたり、腕を引っ張られて発症します。 自然に整復することもありますが、基本的には病院で治す必要があります。 骨折との鑑別が必要になります。 (自宅や病院外で治そうとするのは良くありません。) 成長と共に肘関節が丈夫になり、発症しにくくなります。 ... 続きを読む
EBウイルス 抗生剤Q&A 長引く発熱の代表疾患である伝染性単核球症を起こします。 潜伏期は2-7週です。 症状は発熱、扁桃炎、頚部リンパ節腫脹、肝腫大、脾腫を起こします。 発熱は38度以上が7日以上続きます。 採血で白血球増加および異型リンパ球の出現を認めます。 採血のウイルス検査で診断します。 治療は対症療法となります。 脾腫を認めた場合や症状が強い場合は運動制限をすることがあります。 ... 続きを読む