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COVID-19下の正しいクリニックの受診の仕方

3月22日に東京都の緊急事態宣言が解除されて1週間以上が経過しました。

最近のニュースでは関西や宮城県を中心に第4波が話題になってきています。

私なりにCOVID-19下での正しいクリニックの受診の仕方を解説します。

1 Web予約ができること

新型コロナウイルスが世界的に流行して、飛沫やエアロゾルの重要性が再認識された現在、順番でも時間でも予約ができるクリニックであることは最低限必須です。ちなみに当院は診察は順番予約、予防接種・健診は時間予約です。

2 入口のアルコール消毒

こどもたちは何でも触ります。そして、乳幼児だとすぐに口に入れてしまいます。

そのため、特に保護者の方や兄弟姉妹の方はクリニック入り口で手指をアルコール消毒して、外からの菌やウイルスを中に持ち込まなかったり、院内の設備を触った帰りには皆さんでアルコール消毒ができることは大切です。

3 クリニック内の換気

多くのウイルス感染症が飛沫や接触で感染します。そのため、常時換気を行ったり、大型もしくは複数台の空気清浄機で空間の空気を入れ替えたり、清潔にしている必要があります。

4 キッズスペースや本棚の廃止

多くの小児科やクリニックが苦渋の決断をしていると思います。私たちも本やおもちゃには特にこだわりがあり、安全性も重視し、特別な思いで用意していました。しかし、不特定多数のこどもたちが利用すると感染源になる可能性があるので、利用停止もしくは撤去しているクリニックが安全です。

5 座席スペースの間隔

海外によっては1m、本邦でも2mほどのスペースが推奨されていると思います。となり合ったり、向き合うことを避けることはもちろん、クリニックによってはパーティションで区切ったりと、様々な配慮が行われていると思います。当院では物理的に2mほどの間隔をあけ、ビルの内廊下も利用させてもらいながら最大で10組ほどのご家族が待機できるように配慮しています。

6 待ち時間・院内滞在時間

私自身が医療機関を受診した際に手間のかかる紙の問診票を煩わしいと感じました。
また、せっかく感染対策をしていても院内の滞在時間が長いとそれだけウイルスや菌と接触する機会が増えてしまいます。

そのため、受付のチェックインや診察後のお会計や終了処理がスムーズかどうかは院内の滞在時間を決める大切な指標となります。当院では平均の院内滞在時間を30分未満を目標にそれぞれのスタッフが円滑に動けるように働いています。多くの曜日や時間で2診察体制にしているのもそのような理由からです。もちろん、皆様の話を最後まで聞く姿勢や丁寧な問診・診察、おもてなしの精神があってのことですので、接遇や対応に関してもご安心ください。

7 環境消毒、感染対策

院内設備のアルコール消毒はもちろん、職員の感染対策も大切です。当院では待合室のソファ、診察室の机、椅子、扉などの部位を少なくとも午前・午後で1回ずつアルコール消毒を徹底して行っています。受付にはアクリルパーティションを設置し、医師・看護師はフェイスシールド、ガウンを徹底しています。

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