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少し前の日です。
その日は久しぶりの豪雨で、激しい雨音がザーザーと鳴り響いていました。
外の景色は滝のような雨粒のために視界が悪くなり、外はまるで薄暗い雲の中にいるような感じでした。
時折、ダークグレーの雨雲の中に一筋の稲妻が走り、大地を揺るがすような落雷の音が鳴り響いていました。
そして、交通網では私鉄が遅延したり、運行停止になったりしていました。
私は診療後の疲れた体に鞭をうって娘を車で迎えに行くことにしました。
落雷で電車が止まり、学校帰りの娘がとある駅に2時間以上立ち往生してしまったからです。
娘が豪雨でずぶ濡れになっていたり、人ごみで密集して困っていないかを心配していました。
雨で視界が遮られる中、焦る気持ちを押さえながら慎重に車を走らせ、その駅近くの図書館に逃げ込んでいた娘を無事にピックアップすることができました。
すると不思議なことに、帰路に立つと、夕方には雨がやみ、晴れ間が差し込むようになりました。
先ほどまでの豪雨や稲妻が嘘のようです。
帰り道に立ち寄ったスーパーの駐車場で他のお客さんが見ている方向を見てみると・・・・
きれいな虹です。全ての円弧がはっきりとわかります!!!
私たちは新型コロナウイルスで心身ともに強いストレスにさらされました。
そして現在もその爪痕を感じます。
また、クリニックでは医療機関の受診控えと言う、戦後最大と言われた経営危機にも会いました。
幸い、私の知人・友人にはいませんでしたが、閉院さざるを得なかった先生もいらっしゃると聞いています。
実は私たちも2020年11月からスタッフの退職が続き、先行きの見えない不安の日々を送っていました。
そのような中、サポートチームや管理部を発足し、やる気のある人や人格者を採用して、チームの立て直しをすることができました。
私たちは苦悩や痛み、悲しみを感じながらも一歩ずつ前進し、ついにはかねてからの夢であった「分院」を作ることに決めたんです!
私たちは2021年6月に神奈川県の登戸で分院をオープンします!!!
「のぼりとキッズクリニック」です。
素晴らしい人たちとの新たな出会いもありました。
そして、本院から分院に関わってくれる頼もしい人材にも巡り合いました。
私たちにとって、分院が象徴することは、キラキラと輝く、眩しいばかりの虹だと思っています。
もし、登戸にご縁がある方はぜひ、私たちを頼ってください!!